update2001.4.17 おとなになりたい 1
女性向けの本のコーナーには無い、何かもっと骨太な活字に触れたいと
思っていたとき、弟にもらった本がきっかけで
ビジネスマン向けのコーナーへ足が向くようになりました。
中国の歴史書といっても、お経と同じように生き方についての色んな知恵が
書かれてあるのだと知り、
昔々から人間同士の関係というのは
延々と変わらずに複雑で面倒なものでそれはちっとも進化していない
・・・文明は必要以上に進化してしまっているかもしれないのに、ちょっと皮肉・・・
そう思いました。
歴史書の中にある、人との付き合い方についての内容などは
数千年前も今でもまったく変わらずに理解できるなんて、
ほんとに人間って救いようが無いなあ。
それでもこれまでにたくさんの人間が生死を繰り返しそのたびに
同じことを思ってそれぞれの生き方の道筋を言葉に残し
今ではひとりの人間が一生かかっても読みきれないくらいな本の量として存在する。
そのなかの一つでも多くを自分の中に取り込んでいきたい。
折角教えてもらっているのだから、なるほどと思えばどんどん吸収して実践して
先人が後悔したような同じ轍は踏まない方がいい。
短い言葉の中にも
人生訓として深いものを感じます。
小学生の頃にことわざや故事成語を面白がって覚えましたが
その意味は時間が経つほどに合点がゆくものなのですね。